漫画村の閉鎖と運営者が特定?海賊版サイトの問題点も検証!

漫画の海賊版・違法ダウンロードサイト『漫画村』は2018年4月に閉鎖されました。そして、10月1日に漫画村の運営者が特定されたというニュースが流れました。このページでは漫画村・運営者特定のニュースにより、違法の海賊版サイトについての違法性を調べてみましたのでまとめてみました。

漫画村とは?

漫画村というのは、漫画が無料でダウンロードできるサイトでした。

違法に漫画が掲載されており、読みたい漫画を見つけたらそこでダウンロードできるというサイト。

もちろん、漫画村での漫画の取り扱いは、違法で

漫画村の月間アクセス数は、閉鎖される直前で約1億6000回ほどにも登っていました。

漫画村はなぜ違法?被害者は?

漫画村を始めとする、書籍の違法・海賊版サイトが違法だと言われる理由は、著作権侵害の問題です。

電子書籍という読書法が広がる中、漫画村を始めとする海賊版サイトが増えていますが、その被害者となるのは、漫画村の場合では漫画作家さん、そして漫画を販売する出版社、書店へと及びます。

漫画家:
自分が書いた書籍が売れた場合に手に入るはずの印税が入らない。

出版社と書店:
書籍の売上数が伸びない。
出版費用と収益の割合が合わない。

このように、違法行為の裏では実際に作品を作って私たちを楽しませてくれる作家さんや、作家さんが書いた原稿を書籍に仕上げ販売する側には仕事に対する対価が支払われない結果となります。

漫画村の運営者を特定した方法とは?

上記の通り、一番の被害者となるのは漫画作家さん。

漫画村に作品を掲載されてしまっていたある漫画作家さんが今回の事件の原告となりました。

漫画村の運営者が特定されたということですが、運営者の方は東京にマンションを契約されていましたが、本人名義ではなく家族の名義を利用されていました。

漫画村の運営は、2017年に5月に、アメリカの企業”クラウドフレア社”と契約。

その契約書には上記の通り、親族の名前を使い偽名を、そしてマンションの部屋番号は記載されていませんでした。

クラウドフレア社があるカリフォルニア州弁護士の資格も持つ山口貴士弁護士(リンク総合法律事務所)が代理人として漫画村の訴訟問題に取り組みました。

山口貴士弁護士はアメリカ点カリフォルニア州で訴訟を起こし、クラウドフレア社とPayPal子会社(運営社が支払いのやりとりに使っていた)は、サーバー契約者の氏名、住所、メールアドレス、携帯電話番号、IPアドレス、サーバーレンタル代などの情報の開示にまで至りました。

この件は、これから刑事告訴、損害賠償請求を求める民事訴訟へと進んでいくとのことです。
(Yahooニュースより)

このような漫画や動画の海賊版サイトについては、この件からも厳しい取り締まりが行われていくことが予想されますね。

米クラウドフレア社とは?

クラウドフレア社は、コンテンツデリバリーネットワークやインターネットセキュリティサービス、分散型ドメイン名サーバシステムを提供する会社です。

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、アメリカ国内、海外(イギリス、シンガポールなど)にもオフィスが広がっています。

決して違法企業ではなく、Uber、OkCupid、Fitbitなどの大手人気サイトをはじめとする600万のWebサイトにDNSサービスを提供しています。

コンテンツ配信網としての役割を果たしてくれるクラウドフレア社が大量のコンテンツを配信する漫画村の運営に好都合だったというわけですね。

権利者の許可のないアップロードは違法

漫画村の問題は漫画を無料で読むことができる海賊版サイトとして多くの利用者が存在していましが。

このように著作権侵害の問題になるサイトとして、海賊版の漫画の違法ダウンロードサイトだけでなくドラマや映画、アニメなどの動画視聴の海賊版サイトが存在しています。

漫画サイトと同様にアニメの動画視聴サイトのanitubeも違法とされ閉鎖されましたね。anitubeも大変人気のサイトとして、一日平均5万以上ものPVを集めていました。

海賊版の利用者側も違法になる?

現段階の法律では、利用側の違法性はこのように言われています。

違法にアップされたアニメ・ドラマ・映画などの動画の場合は、見るだけなら著作権違反や、違法ダウンロードなどの罪で逮捕されることは現段階ではありません。(2018年時点)

(著作権侵害の問題が激化の一途をたどっているため、この法律もいづれ変更されることがあるかもしれません。)

ただし、

専用のダウンロードソフト等を利用して意図的に自分のタブレットやスマホ、パソコン等に違法作品を保存したり、キャッシュから違法動画のデータを抜き出すというのは違法行為です。

2012年10月1日から法律でも違法ダウンロードは罰則化され、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科されると決まっています。

作者のためにも自分のためにも公式サイトの利用が一番!

このように、著作権の侵害の問題や、海賊版サイトからの違法作品の利用は法律でも厳しく取り締まる方向性が強まっています。

その結果が、漫画村など違法サイトの閉鎖や運営者の断定にまで調査が発展し厳しく罰せられるということですね。

才能ある作家さんにより、良い作品が作り続けられ、それらを安心して楽しむことができるためにも、やはり漫画作品や動画作品は海賊版の違法サイトではなく公式サイトをご利用ください。

利用者側としては、ただ単に”無料”ということに魅力を感じてこのようなシステムを使っている人が多いのですが、動画をアップロードしたり、漫画をダウンロードをする際には、ウィルスの侵入や個人情報の流出などの問題も多発しています。

公式サイトは有料ではありますが、それだけの価値に見合ったコンテンツが提供されており、安心して安全に利用できるというところも大きなメリットです。

▼漫画がお得に読めるUNEXT(動画配信サイト)に無料登録▼

>>今すぐマンガを無料で読むならコチラ>>

*31日間の無料期間に解約すれば一切料金の発生はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.